【水戸市 不動産売却】ときわ通心6月号 -介川-

query_builder 2022/06/26
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査定報告書

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実は私、高いところが大の苦手で、過去にもヘリコプターに乗る機会があってもすべてお断りしてきましたから、到底、この空の移動も楽しめる訳がないと思っていました。


しかしながら、人は面白いもので、今まで経験したことのない大海原の真ん中を飛び続けているうちに、私の恐怖心はいつの間にかマヒしてしまい、あれだけ高いところが苦手だったにもかかわらず、眼下に広がる美しい景色への感動が私の恐怖心を上回り、飛行約45分くらいだったと記憶していますが、飛行中の後半は目的地の島にある査定対象地を上空から確認できるだけの余裕が生まれ、上空から現地写真の撮影ができるくらいに空と海に魅了されていました。


目的地の島に到着し、その日は依頼者の方の別荘に宿泊させていただき、美味しい食事お酒を満喫させていただき、翌朝、目を覚ましてみると、依頼者の方はすでに自家用ヘリを操縦して島を離れたそうで、その後、私は宿泊した別荘を管理されている地元の方の案内で、対象物件の現地調査および役所等での設備や法的概要を確認し、翌日、帰路につきました。


早々に査定書をまとめ、後日、その査定書と日当および調査交通費の請求書を依頼者の方にお渡しし、その場で請求金額を現金でお支払いいただき、今回の査定出張の思い出話に花を咲かせつつ、査定根拠を説明しました。


査定内容は、売主である依頼者の方からすれば結構厳しい価格の提示となったのですが、「今回の売却は、利益を得ようとするものではなく、痛みが少しでも少ないうちに不良債権化している不動産を処分することが目的だ。」とおっしゃり、ご提示した査定価格通りの販売価格で媒介契約をご締結くださり、早々に販売を開始することができました。


他社の仲介で販売されている他の土地と比べても3割程度安かったことが功を奏し、伊豆七島のとある島にある別荘地にもかかわらず、地元の農園様(明日葉や観賞用花卉の栽培および販売を手掛ける農業法人)が販売開始から約1ヶ月でご購入くださいました。


あれから約28年、バブル時代のような不動産価格の高騰は二度とないであろうと思いますが、伊豆七島のとある島にあった別荘地の売主様のような「豪快で的確なお考えをお持ちの方」と、もう一度、お会いしてみたいものだと、今でもときどき思わせてくれる若き日の思い出でした。

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