【水戸市 不動産売却】近い将来の農業を考える② ときわ通心8月号 -介川-

query_builder 2022/08/21
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通心8月介川


こんちには。介川です。

昨日の続きになります。




■完全閉鎖型人工光植物工場

日本において、植物工場が最初に注目されたのは、およそ30年前と言われ、近年まで思うように普及が進まない時期が続きましたが、その間も着実に技術の進化は止まることなく進み、現在、最も安定した生産方法として注目されるのが「完全閉鎖型の施設で人工光(LED)を活用した人工光型の植物工場」であります。

 

太陽光でなくLEDによる24時間の光合成が可能となり、かつ、施設環境等を自動制御することができますので、例えば水耕栽培で生産しやすいレタス類であれば、中規模の工場で、最大日産で4,500個以上を収穫し、年商3億円以上が達成可能となります。

 

そして、一般的な畑やハウス栽培と違い、完全閉鎖で土を使わない無菌状態が実現されますので、環境や季節に左右されることのない作物の安定供給も可能となります。

 

■植物工場の課題

安定した収穫量と食物としての安全を保つための投資と運営コストは、当該事業において大きな課題と言えます。

しかし、地域によっては、運営コストの削減に協力する地方自治体や、国(例えば、農林水産省)などが行うさまざまな補助金制度を活用することで、その課題を解消に近づけることが可能になります。


■将来の植物工場の野菜

まだまだ供給量が少ない植物工場の野菜ですが、雑菌が少ないことで日持ちし、品質が均等であることから廃棄部分が少なくなるなどを理由に、その需要は年々が高まっています。

 

近年の異常気象などから野菜相場が安定しないことも、周年の安定生産が可能な植物工場の野菜が評価される要因であり、スーパーマーケットや外内食産業からの需要も急増しています。

 

年を追うごとに確実に増えている植物工場。

 

植物工場の今年の成長率は、5年前(2017年)と比べて約5倍になるとの予測がされています。


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